ブリティッシュ・エアウェイズ・クラブ(旧エグゼクティブ・クラブ、2025年4月リブランド)は、英国航空のマイレージプログラムです。フライトや提携航空会社、クレジットカードなどで Avios(アビオス) を貯めて使うことができます。 一方で、エリートステイタスは Tier Points(ティアポイント、TP) という別の指標で判定されます。
結論から言うと、BAでは 「Avios(使うため)」 と 「Tier Points(ステイタスのため)」 を分けて考えるのが最も重要です。 そして EconoMile では、運賃・獲得TP(見込み)・TP効率(/£100) を一覧で比較できるため、ステイタス獲得に効率の良いルートを探すのに役立ちます。
- 目的地一覧(ロンドン発・往復):https://econo-mile.com/ja/ba/lon/roundtrip
- 路線例(ロンドン⇄東京・往復):https://econo-mile.com/ja/ba/lon/roundtrip/tyo
1. 2つの指標:Tier PointsとAviosは別物
Avios(使える通貨)
Aviosは、プログラム内で使える「通貨」です。主な用途:
- BA、イベリア航空、提携航空会社での特典航空券
- キャビンのアップグレード(路線・運賃により異なる)
- 提携ホテルやショッピングでの利用
Tier Points(TP)
Tier Pointsは、BAクラブのステイタスを決定する指標です。対象フライトの搭乗で積算され、メンバーシップ年度ごとにリセットされます。 同じ旅程でも、Avios と Tier Points はチケットの種類やキャビンによって大きく異なります。
ステイタス一覧
| ティア | 必要TP | 主な特典 |
|---|---|---|
| Blue | 0 | Aviosの積算・利用 |
| Bronze | 3,500 | 優先チェックイン、追加手荷物 |
| Silver | 7,500 | ラウンジアクセス、優先搭乗 |
| Gold | 20,000 | ファーストクラスラウンジ、Gold優先 |
| Gold Guest List | 65,000(初回) | コンコルドルームアクセス |
※ステイタスは12ヶ月のメンバーシップ年度で判定。Gold Guest Listは初回65,000 TP、維持には年50,000 TPが必要です。
2. Tier Pointsの計算方法
BAのTier Pointsは、運航航空会社によって2つの計算方式があります。
収益ベース(BA・アメリカン航空・イベリア航空)
BA、AA、イベリア航空の運航便の場合:
Tier Points = 運賃(GBP) × 1 TP/£
つまり、BA便では支払った運賃がそのままTier Pointsに直結します。高い運賃 = 多いTP、距離は関係ありません。
距離ベース(ワンワールド提携航空会社)
JAL、カンタス航空、キャセイパシフィックなどのワンワールド他社便では、飛行距離と運賃タイプに基づいて計算されます:
Tier Points =(距離 × 積算率) + キャビンボーナス
提携航空会社の運賃タイプ別積算率
| 運賃タイプ | 積算率(距離の%) |
|---|---|
| エコノミー最安 | 4% |
| エコノミー低 | 7% |
| エコノミーフレキシブル | 15% |
| プレミアムエコノミー最安 | 12% |
| プレミアムエコノミーフレキシブル | 25% |
| ビジネス低 | 25% |
| ビジネスフレキシブル | 50% |
キャビンボーナス(区間ごと)
| キャビン | ボーナスTP |
|---|---|
| エコノミー | +150 |
| プレミアムエコノミー | +275 |
| ビジネス | +400 |
| ファースト | +550 |
キャビンボーナスは、距離ベースの計算に加えて各区間ごとに加算されます。
EconoMileでは 計算内訳 まで表示できるため、各運賃でTP積算がどう決まるかを確認できます。
3. ティア別の主な特典
Silver(7,500 TP)
- BA・ワンワールド提携航空会社のラウンジアクセス
- BA便での優先搭乗
- 追加手荷物許容量
- ワンワールド・サファイアステイタス
Gold(20,000 TP)
- BAのファーストクラスラウンジアクセス
- 一部空港でのファストトラックセキュリティ
- Gold優先チェックイン・搭乗
- ワンワールド・エメラルドステイタス(最上位パートナーラウンジ利用可)
Gold Guest List(初回65,000 TP)
- ロンドン・ヒースローのコンコルドルームアクセス
- Gold特典を共有するコンパニオン指定
- アップグレード・再予約で最高優先
4. EconoMileがBAステイタス計画に便利な理由
BAステイタス計画が複雑な理由は以下の通りです:
- BA便は収益ベースのため「高い運賃=多いTP」だが、それが効率的かは別問題
- 提携航空会社便は距離ベースで、運賃タイプごとに積算率が異なる
- 「どの路線が£あたり最もTPを稼げるか」を比較するのは、一覧表なしでは大変
EconoMileでは、次のような比較ができます:
- 運賃レンジ(目安)
- 獲得Tier Points(見込み)
- 効率(TP / £100)
- キャビン別比較(エコノミー/プレエコ/ビジネス/ファースト)
- (対応している場合)ワンワールド他社プログラムとの比較
5. 目的地一覧ページの見方(ロンドン発・往復)
URL:https://econo-mile.com/ja/ba/lon/roundtrip

このページでは、目的地ごとに以下を一覧で比較できます:
- 運賃
- BA:Tier Points / £100
- (対応している場合)他プログラムの指標
おすすめの使い方
- まずは TP / £100 を見て、ステイタス効率の良い候補を絞る
- 次に 運賃レンジ と所要時間で現実的な路線を選ぶ
- TP効率が運賃に対して突出している目的地を探す
右側パネルでは:
- 片道/往復 の切り替え
- 出発地・目的地の変更
- 航空会社の絞り込み
- 積算先プログラムの切り替え(BA / JAL / AA など)
6. 路線詳細ページの見方(ロンドン⇄東京の例)
URL:https://econo-mile.com/ja/ba/lon/roundtrip/tyo

6.1 ページ上部:路線サマリー
- 運賃レンジ
- 獲得Tier Points(見込み) とTP効率
- チケットタイプやキャビンによる差を一目で把握可能
6.2 キャビン別カード(エコノミー/プレエコ/ビジネス/ファースト)
各キャビンカードには以下が表示されます:
- 運賃レンジ
- 獲得Tier Points(見込み)と£100あたりのTP効率
「ステイタス重視なら効率の高い帯を優先」「快適さ重視ならキャビンを上げる」など、目的に応じて判断がしやすくなります。
7. フライト一覧:運賃タイプとキャビンが重要

フライト一覧では、路線をチケットグループに分解して表示します。各グループで確認できる項目:
- 運賃(またはレンジ)
- 獲得 Tier Points(見込み)
- 効率指標(£100あたり)
BA便は収益ベースのため、「高い運賃に追加投資した場合、TPがどれだけ増えるか」を直接確認できます。
8. 計算内訳:積算の根拠を確認

フライト行を展開すると、TPの計算内訳を確認できます。たとえばロンドン⇄東京往復の場合:
- 収益ベース:運賃(GBP) × 1 TP/£ = 合計TP
- 提携便:距離 × 積算率 + キャビンボーナス = 区間TP
※往路と復路で運賃タイプが異なる場合があり、積算率も変わります。
9. EconoMileのおすすめ活用法(目的別)
9.1 Silver(7,500 TP)を目指す場合
- 目的地一覧で TP / £100 を基準に候補を絞る
- Silverは中距離路線の組み合わせで到達可能
- TP効率の良い運賃タイプを探す
- 提携航空会社便の距離ベース積算も検討
9.2 Gold(20,000 TP)を目指す場合
- 多くのフライトまたは上位キャビンの予約が必要
- キャビン間のTP効率を比較 — プレエコやビジネスが£あたりで有利な場合も
- 長距離路線は提携便の距離ベース積算でTPが伸びる
- 目的地一覧で効率の良い長距離路線を特定
9.3 Avios重視の場合
- Avios積算はTier Pointsとは別の仕組み
- EconoMileは Tier Points効率 にフォーカスしているため、ステイタス計画に最適
一般的なヒント
- ロンドン発着はBA自社便の競争力のある運賃が多い
- 提携航空会社便(JAL、カンタス、キャセイなど)は、長距離の上位キャビンでTP効率が良い傾向
注意事項
- 本記事およびEconoMileの表示は、制度理解・比較のための参考情報です。運賃規則、積算率、ボーナス条件、各種特典は変更される場合があります。
- EconoMileの運賃レンジや獲得見込みは、取得データに基づく推計値です。最終的な運賃・空席・運賃条件は、予約時に航空会社・販売元の表示をご確認ください。
- BAクラブは2025年4月にエグゼクティブ・クラブからリブランドされました。提携先の一部資料では旧名称が使われている場合があります。